生漢煎 飲み合わせ

生漢煎と併用すべきでない市販薬は?

生漢煎の注意書きには「本剤を服用している間は次の医薬品を服用しないこと」と明記されています。
※生漢煎パッケージ裏面より
確かに、便秘解消効果が高いので下剤との併用は止めておいた方がいいのはわかりますが、風邪や頭痛時に飲む薬との併用はどうなのか気になりますよね。
下剤の他に併用すべきでない市販薬が3つあるので、しっかりとチェックしておきましょう!

 

風邪薬

まず、防風通聖散は体力のある方向けですので、風邪を引いて体力が落ちているときに飲むべきではありません。
風邪薬の効果は解熱・鎮痛・発汗など複数あり、その分多種類の有効成分が配合されています。
よって、風邪を引いていても痩せたいからと言って併用していると、効果が重なり中毒症状に…。

 

生漢煎と風邪薬を併用して飲むと【体のだるさが増す】【熱が酷くなる】【手足が痺れる】といった症状が出やすくなります。
もしこれらの症状が出た場合は、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。

 

咳止め・喘息の薬

生漢煎は交感神経に働く生薬の働きにより、新陳代謝を良くし、発汗効果が高い漢方薬です。
一方で、咳止めや喘息の薬は副交感神経に働くため、生漢煎との相性が悪いです。

 

交感神経と副交感神経は真逆の働きをするため、それぞれの薬の効果を打ち消すだけでなく、余計に咳が酷くなってしまう場合もあります。
咳が酷く咳止め薬を服用するときにも、生漢煎の服用は控えましょう。

 

ロキソニン

ロキソニンは解熱鎮痛剤として、痛みを和らげたり、熱を下げたりといった効果があります。
ですが、副作用として『胃腸障害』を起こすことがあるため、胃薬と一緒に処方されることが多いお薬です。

 

生漢煎は胃腸に作用し便通を良くするため、ロキソニンと併用すると酷い胃荒れを起こす危険性があります。

生漢煎はコーヒーやアルコールで飲んでもいいの?

生漢煎の飲み方は「水またはお湯で」と飲み方が指定されています。
水や白湯で飲むべき理由は、他の不純物が入っていないため、生漢煎の効果を最大限に発揮し、副作用を抑えることができるからです。
そう考えると、コーヒーやアルコールに入っている成分が、生漢煎の成分の邪魔をしたり、逆に効き目が強すぎて副作用を起こしたりするため、一緒に飲んではいけません。

コーヒーで飲むとダメな理由

コーヒーに含まれるカフェインには興奮作用があり、精神刺激薬でもあります。
生漢煎と被る部分もあるため、下痢になる、動悸が激しくなるなどの副作用が出ます。

アルコールで飲むとダメな理由

そしてアルコールは飲むと体が熱くなり、麻痺させる作用があります。
アルコールと生漢煎が同じ胃の中に入っていると、生漢煎の効果が出るどころか、眩暈が起きる、息が苦しくなるなど、良くない症状が出てしまいます。

 

また、アルコールを分解するのにも時間がかかるため、飲み会などの予定があるときは、飲み会の前後は生漢煎を飲まないようにしておきましょう。

防風通聖散「生漢煎」と一緒に飲むべきではない漢方薬

ダイエット以外の目的で生漢煎以外の漢方薬を飲んでいる人もいかと思いますが、生漢煎と一緒に飲むことで副作用が出やすい生薬があるので覚えておきましょう。

甘草(カンゾウ)

甘草は7割の漢方薬に使われている生薬で、肩こりや腰痛、生理痛などの痛み止めとして飲んでいる女性も多いです。
また、甘さがあるので食品添加物として使用されることも。

 

しかし、過剰摂取することで副作用が出やすくなる生薬でもあります。
血圧上昇や体のだるさから始まり、吐き気頭痛顔や手足のむくみなどが主な副作用。

 

どれくらいが過剰摂取かというと、1日5gを基準に考えてください。
単独で5g以上の甘草が含まれている漢方薬に「甘草湯(かんぞうとう)」「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」などありますが、これらは服用期間が短期間のため、単独摂取であれば例外的に認められています。

 

また、甘草が2g含まれている生漢煎と併用することにより、摂取量が5gを超える可能性のある漢方薬は、

  • 桔梗湯(ききょうとう)
  • 黄連湯(おうれんとう)
  • 人参湯(にんじんとう)

などがあります。

 

どの漢方薬も単独で飲んでも問題ありませんが、生漢煎と併用してしまうことで副作用が出てしまうので控えましょう。

麻黄(マオウ)

麻黄は発汗、鎮咳などの効果があり、主に咳止め・喘息の薬や風邪薬などに含まれている生薬です。
咳止め薬や風邪薬と一緒に生漢煎を服用してはいけない理由は先ほど紹介しましたね。

 

なお、麻黄にはエフェドリンという成分が含まれており、過剰摂取すると血圧上昇不眠発汗過多動悸皮膚のかゆみなどの副作用が現れます。

 

生漢煎にも麻黄が配合されていて、麻黄を含む他の漢方薬との併用は注意しなければいけません。
交感神経に作用するので、高血圧の方や心臓の弱い人には効き目が強すぎてしまい、体調を悪化させてしまうのです。

 

麻黄を多く含む漢方薬は、

  • 麻黄湯(まおうとう)
  • 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
  • 五虎湯(ごことう)
  • 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

などがあります。

 

軽い不調になる程度なら併用をしても大きな問題にはなりませんが、体質によっては命にかかわるケースもあるので注意してください。